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 フグ調理人への道  (大阪府の場合)平成21年度 

    

 申し込み 平成21年9月1日以降に申し込み用紙をもらってくる。(郵送してくれない) 
それを10月5日6日に提出 (郵送不可)持参に限る
 申し込み場所 大阪府 健康医療部食の安全推進課 流通監視グループ
〒540−8570
大阪市中央区大手前2丁目
TEL 06−6941−0351(内戦2566・2562)

問合せ先
府民お問合せセンター「ピピっとライン)」
TEL #8001
または06−6910−8001
 
料金 受講料 4,000円(大阪府証紙)+受講用テキスト代1,500円(現金)
フグ取扱登録者登録をするなら別途 4,300円(大阪府証紙)
テキスト


学科講習会 会場 大阪府職員会館 多目的ホール
    (大阪府庁 新別館北館 4F)

最寄り駅  大阪市営地下鉄 谷町4丁目駅 1A出口方向

持ち物   受験票、筆記用具、テキスト

フグの危険性とフグの見分け方などを教えてくれました。
大阪のこの講習会は非常に優しいです。
落とすための講習ではなくて、ちゃんと聞いている人は必ず合格する講習会です。

実技講習会 会場  辻調理師学校

512号室 受験生 約70

先生2人、サポート(辻調理師学校の先生)数人

教材 トラフグ 1人 1


見本の捌き方をまず、見せてもらってから、生徒の捌きがスタートするが、
見ると自分がするでは大違い。
しかし、周りの皆さんは出際良く捌いています。

私と釣友のガさん以外は全員が調理経験がありそうな雰囲気です。
私が、もたもたと捌いていると、辻調理師学校の先生が助太刀してくれました。
ありがたい。 まったく、分からなくなって往生していたところです。

一番重要なところは、毒のある部位で、肝臓(肝)と卵巣(眞子)です。
写真で見た事があるけど、私のトラフグちゃんは卵巣はなくオスでした。
肝臓は立派な肝臓で、薄茶色の色をしていて、大きくて、そりゃ、食べてみたくなる気持ちも分かりますが間違いなく、あの世に送ってくれます。
ただし、まれに毒のないトラフグも居るそうなので、やっかいです。

それで、重要なオスの白子ですが、それが見つからない。
これでは合格しませんから、再度、辻調理師学校の先生にヘルプです。
すると教えてくれたのは、小さな小さな白子でした。
時期的に小さくなるんでしょうね。 
これでは子孫を残すのは無理のような大きさです。

(直径2mm、長さ2cm)目に見えないくらいの大きさでした。

捌き終わって、水洗いし(ふぐは水洗いが重要らしい)きちんと水分を拭いて、皿の上に並べますがそれでも、さっぱり分からないので、再度、辻調理師学校の先生にヘルプです。
先生達は親切にきっちり教えてくれます。(教えてくれると言うより、私の代わりにやってくれる)
隣の兄ちゃんは何度も呼んでいました。
最後は1つの皿に食べられる部位を綺麗に並べて、もう1個の皿には毒のある食べられない部位を乗せて先生に見てもらい、処理が悪ければ、やり直しを言われ、うまくいけば合格します。

先生は2人居ますが、私の先生は時間をかけて見ています。
ここでは聞かれないと思っていた毒の名前(テトロドドキシン)や法律の事(昭和59年大阪府条例第44号第12条第1項の規定)も聞かれました。(並んでいる時に復習したのでOKでした)
そして、重要な肝臓、眞子、白子を並べていて、どれがどれか?
と聞かれましたが
肝臓と眞子は直ぐに分かりましたが、私と同じ白子の判別があまりにも大きさが違い過ぎて一瞬悩みましたが、先生が助け船を出してくれて救われました。

で、無事、合格しました。

良かった〜
大阪府のフグ取扱者の免許は一番簡単に取れます。
関東では数年修行を積まないと受験できないそうですからね。


皆さん、役に立ちましたか?
是非、皆さんもフグ取扱登録者になる事をお勧めします。
絶対に素人調理はしてはいけません。

簡単に要点だけ言うと、
フグは無毒のトラフグも強毒のトラフグも居るそうです。
その割合は、例えば4:6とすると、無毒のフグを食べた人は
食べても大丈夫だと思いますが、同じフグでも、その内に有毒のフグを食べてしまい
あの世に行ってしまう可能性が高いようですから、

2度目になりますが、絶対に素人調理はしてはいけません。


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